親のおすすめは恐怖でもある
私が中高生のころ、親が
「あっこさんは賢いから歯医者になったら?」
と。
どうやら、勤めているラーメン屋さんに
歯医者さんのお客様がきて
いい仕事だよ
なんて聞いてきたのだろう。
「医科歯科大がいいらしいよ」と。
笑
今思うと、親らしいと思うけど
私はあまのじゃくだから、人に何か言われると
その通りにしない面倒な性質を持っています。
そしてそれを外に出しません。
だから、口では
「そうだね」と言いながら、内心「ない。」と思いました。
またある時は
「あっこさんは数学が得意だから医者もいいよね」
と言いました。
その瞬間に、その選択肢は私から消えました。
言えば言うほど、その選択肢は消えていきます。笑
小さい頃から
「あっこさんは先生になったらいいね」と親戚中に言われました。
当然、先生と言う選択肢も早い段階で消えているのです。
「公務員はいいぞ」とも言われました。
それも、まったく考えもせず。
そして今にいたる。
だからね、親はあれこれ言わず、黙って見守ってくれたらいいのに。
そうしたら、みんな、自分に向いているものになると思うんですよね。
良かれと思って言う親の一言が
どれだけ邪魔なものか。
今、人体にとても興味があり、解剖学を学んでいます。
海外での解剖の提案もきていて、行きたいけどね~~~
誰も何も言わなかったら、外科医になりたかったのかもしれません。
私の親はとても穏やかで
怒ることもめったになく、
勉強しろと言ったこともないほど素敵な人だけど
そんな提案はしていましたね。
ぜ~んぶ聞き流したけど。笑