割った茶碗・・・おこる? おこらない?

なんだか知らない間に器が減っているんだよなあ。

息子が割って、そ~っと片づけちゃうんだよね。

別に怒らないのに、なんで言わないのかなあ・・・。

と言う人がいた。

「あ!」「え?」「あ~あ」とかも言わない?

と聞くと、「あ、それは言うよ。」と。

 

それは「怒る」「落胆する」「がっかりする」

ということと同じです。

 

「怒らないけど、感情は表さないとね。」

と。

 

なぜ感情を表す必要があるの?

と聞くと

「がっかりした感情は伝えたいから」

 

同じじゃん。笑

 

と笑い話で終わったけど、

後日、全く同じ会話を別の人がした。

 

「うちの子、モノを壊すと、かくして勝手に捨てちゃうの。」

「怒られるからじゃないの?」

「うん、怒らないよ。絶対に怒らない。」

「じゃ、あ~、とかえ?とか言わない?」

「それは言うよ。だって気持ちは伝えるべきでしょ。」

 

・・・同じだ。

そして、だから隠すんだな。

 

うちの娘と息子は、「あっこさんごめん、割っちゃったよ」

と言います。

当然、あ~あ、あらあら、と思いますよね。

器おたくなあっこさんですから。

でも、それは顔にも言葉にも出しません。

「ケガしなかった?」

「うん、掃除機で片づけた。」

「なら、よかった、ありがと。」

で終わります。

 

3人とも、「怒らないよ」です。

違いは、余計な言葉がくっつくか、くっつかないか。

 

似ているようで、全く違います。