主語はいずこ?
通信の生徒さんのテキストの様子が
あれれ、なんだか難しそうかな?
と感じたので、お母さんに聞いてみた。
「難しそうじゃない?」
と聞くと、
「自分からやっているし、毎日やっていますよ。」
「子どもにきいても大丈夫といっています。」
とのお返事。
そうか、それなら、ま、いいか。
でもまた次の日に、同じことを感じました。
指導者のカン・・・というか。
でもそのカンには根拠があります。
刑事のカンってのと似てるかな(^^)
そこで、一つずつ確認していくと
実はかなり前から難しそうだったことが判明。
どうしても、親の
「やってほしい」
「続けて欲しい」
「学年相当をやってほしい」
「早く次に進めたい」
という意識が根底にあるのです。
つまり、主語が「親の希望」になるのです。
これは、どのご家庭も同じ。
ただ、自分がついつい主語になってしまうことを
知っておいて欲しいと思います。
知るだけで、良いのです。
とりかかりが遅い
ダラダラしている
進みがゆっくり
表情が暗い
楽しそうじゃない
ため息をつく
ページの先をパラパラめくって見る
ページ端端を丸めたり折ったりする
えんぴつであそぶ
順番にやらず、飛ばす
などは、難しいサインです。
どうぞ、見逃さないでね。
ひとつでもあれば、すぐに教えて下さいませませ。