どんな子に育ってほしいですか
生まれるまでは
どうか無事生まれてきて欲しい
と親は願います。
生まれてくれば
「はえば立て 立てば歩めの 親心」
・・・どんな時代も、親の想いは変わらないようですね。
私は
「賢く優しく仕事が出来る子に」
と願いながら子育てをしてきました。
私なりの「理想の大人」になって欲しいと思いながら。
そして、口で言うのではなく
自分の姿で見せてきました。
優しい子になって欲しいから
「人には優しく」と言うのではなく
自分が人に優しくしました。
私自身が人に優しくすることで幸せを感じてきました。
勉強してほしいから
「勉強しろ」
と言うのではなく
自分が学ぶ姿を見せてきました。
私自身が学ぶことを楽しみました。
困っている人に自然と声をかけられる子にしたいから
「困っている人を助けなさい」
と言うのではなく
自らが声をかけてきました。
挨拶をする子になって欲しいから
「挨拶をしなさい」
と言うのではなく
私が、人に会ったら挨拶をしてきました。
ぐじぐじねちねちになって欲しくないから
「ぐじぐじ言わない」
と言うのではなく
私が、常に前向きな言葉だけを使ってきました。
しつけや説教をするのではなく
子供の目の前であろうとなかろうと
人が見ていようが見ていまいが、私自身がやってきました。
子どもになって欲しい姿の大人に
私がなりたい、と思ってきました。
「言葉」より「行動」
口で何と言おうが、行動をみればその人がわかります。
だから私も、口ではなく行動で子育てしてきました。