ぴっかぴかの一年生・・・なんだけど
小学校に入学して先週から授業が始まりました。
今日の国語の授業で平仮名の練習をしたようで、プリントを持って帰ってきました。
でも訂正された箇所が多かったようで「全部花丸が良かったのに・・・」とシクシク泣きながら話してきたんです。
「そっか、全部花丸が良かったのね、いつも頑張っているよね。凄いな~、早起きも頑張ってるもんね。凄いな~」と言葉をかけました。
泣いていたのはすぐにおさまったんですけど、
こういう時って本当はなんて声かけたらいいんでしょうか。
こんな相談が保護者から。
あるある。
文字の丁寧さ、止め、はね、はらいをきっちりチェックされて クジける子。
「子育てに正解はない」
と、よく言われるけど、
声掛けひとつで、未来が大きく変わります。
なぐさめるだけでは、打たれ弱い大人になったり
自己擁護が強い大人になったりします。
先生の批判をすると、人の批判をしたり、すべて何かのせいにする大人になります。
我が子の子育てでやってきたのは
チェックされた文字をひとつ指さして
「どこがダメだったの?」と 優しく聞きます。
答えられれば
「お~~、学んでいるねえ!! 学校ってすごいなあ。」
答えられなければ
「書いてみて♪」と言い、
書ければやはり
「おお~~、さすが!! 習得しているなあ。」
と言います。
書けなければ
「ここ、はねるんじゃないの? かいてみてごらん」
と伝え、うまくかけたら
「それそれ! すごく良くなった!
バツは向上のモト! ありがたいねえ♪」
程度にしておきます。
書けなかったら、まだ運筆が足らない・・・と、別の問題なので
そこを強化します。
おもしろおかしく、人に、物に、感謝が出来る大人になって欲しいから。
学校が悪い、ということは、言わないようにしました。
学校はすごいところ、楽しいところ、素晴らしいところ
そんなことを感じて過ごしてほしいから。
(いじめはまた別ね)
「先生を驚かせちゃおう!」
は言うけど
「先生を見返してやろう」
は、言いません。
人をおとしめたり、出来ない子と比較して喜んだり
そんな大人になって欲しくないので。
優しく前向きな強い大人になってほしいなあ、と
いつもそんな願いが私にはありました。
全ての言動は、未来につながります。
大人の一言一言が、子どもの人格を作っていきます。
子育てに正解はない?
・・・あります。