だまる と 無関心
教えないでね
黙って見守るだけよ
と伝えると、無視、無関心になってしまう親がいる。
さじ加減が難しいようです。
子どもが
「できたよ」「ねえねえ」と言っても
無視して黙る。
それはちょっと違うのです。
私は近くで私の仕事をしていました。
「これ、おもしろいね」など、感想を子どもが言ってきたときは
「本当ね!」とか「へえ」とか相槌(あいづち)をうちます。
内容に関しての質問なら
「ぬかしておけば?」
「後で考えたら?」
と、ぬかして先に進む習慣をつけました。
これはテスト対策として。
わからないところで止まってしまったら思考も止まるし、やる気も減ります。
わからないのはぬかす
できないのはぬかす
そこで教えてしまうと、いつまでも質問してくる子になります。
そうして徐々に子どもから離れていきます。
学習の距離感を少しずつ離していきます。
それが出来なければ、親は近くにいないことですね。
そして静かな環境を作ること。
特に下にお子さんがいる場合、ちょっかいだしてきたり、邪魔したり。
これも私の場合ですが、上の子が学習するときは、
下の子も離れて学習するか、別の部屋で静かに遊ぶか、でした。
ここで気を付けたのは、やきもちにならないこと。
自分は勉強しているのに、下の子だけずるい、と思わせないことです。
うちの子たちは「ずるい」という言葉を使いません。
それぞれが愛され感を持ち、満足しているからでしょう。
(いや、どうかなあ・・・)
上が勉強しているときに、下と笑い声をあげて遊ぶことは避けました。
そして必ず上に目をくばり、あら、すごいわね、ここ、上手ね
と、良い点を伝えました。
要するに、八方美人子育てね。
あっちにもこっちにもいい顔をして
子どもたちにモッテモテのお母さんになるのです。