高3の決断

高校3年の春、息子がツカツカとやってきて

意を決したように言った。

 

「あっこさん、大学にいかないことにした」と。

 

「そっか、ほいほい。」

「ね、いかないんだよ?」

「うん」

「いいの?」

「なんで?自分で決めたんでしょ?」

 

そこで話は終了。

 

ぽか~んとしてはいたけど

フリーターになってバンド活動がしたいそうです。

 

そして夏。

「あっこさん、やっぱり大学行くことにする」と。

 

「へえ、どうぞ」

「いいの?」

「笑・・・自分で決めたんなら、なんでもいいよ。」

 

 

そしてこの春、大学生です。笑

 

きっと普通なら

フリーターなんてやってどうするんだ!

とか

大学ぐらい行っておけ

とか

そんな無責任な・・・

なんて言うのでしょう。

 

でも私は

大丈夫!

と思っています。

 

いつも、いつでも

信じているからねえ。

どうなったとしても、強く生きていけるだろう、って♪

 

 

信じることですよ。

我が子を。

自分を。

 

2018年3月 椎名篤子