重度の知的障害

重度の知的障害と言われてやってきた、小6男子。

会話が出来ない

座っていられない

読み書きができない

数字がわからない

数が数えられない

123も数えられませんでした。

 

初めてやってきたその日の帰りに

コンビニで買い物をしようと自らお店に入っていったそうです。

今までになかったことなので、何かしらの刺激になったのだろうと

通いはじめました。

とても遠くから、長時間をかけて。

 

3まで数えるのに、3か月かかりました。

が!

そこからがすごかった。

1年で足し算が出来るようになり

スラスラ読めるようになり

文字も書くようになりました。

2年後には漢字が書けるようになり

文章を書くようになりました。

 

お母さんは

「うちの子は学習は無理なので、遊びながら何かしらの刺激になれば」

とおっしゃっていましたが、私は最初から学習取り入れました。

これは幼児であっても、同じです。

 

わけがわからないながらも、繰り返すことで理解していきます。

ちゃんと正しいやり方でやれば、ね。

 

音声ペンは音が出るから、簡単で便利。

しかも、脳を刺激します。

脳だけでなく。

 

当時は音声ペンもCDもなく、紙と鉛筆だけでしたが

それでも、その子は中学に行き、高校にも行きました。

すごいでしょ!

 

本当に、子どもって、すごいと思います。

お母さんってすごいと思います。

 

 

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