北風と太陽

むか~しむかし、20才ぐらいのころ、

北風さんの友人がいた。

どうでもいいことで、いちいち指図する。

こうしたほうがいいよ、と言う。

 

太陽に育てられた私には

何のためにそれを私に言うのか謎だった。

 

・・・大きなお世話じゃい!!

言われたところで、直す気も、従う気もない。

なぜならば、私はその人の家族でもなんでもないから。

それにね、あるがままそのまんまの私を友人としてくれる人がいいわね。

そういう人は 友人とは言わないだろうな。

 

自我が強い私は

北風のような人には反発し

そこから逃げます。

 

自我が弱い私だったら

そこから逃げられず

世間から遮断し、一人の世界に入っていたでしょう。