わからない できない 間違える

お直しが終わるまで、ずっと教室で学習する

教室に何時間も滞在する

 

そんな学習をしてきた子が体験にやってきました。

うつむいて、元気がなく、何より、間違いを恐れていました。

出来ないとフリーズして、しくしく泣き出すそうです。

 

もっともっとの教材は、自力訂正できるところは、お直しをしますが

出来そうもないところは、OK丸をつけます。

まだその子の力量では無理だからです。

まわりの筋肉を強くしてから、もう一度トライすると

あ~ら不思議、解けるようになっています。

そのため、同じテキストを繰り返します。

やみくもに繰り返すのではなく、理由があってのこと。

 

まずは、

★出来ないところは抜かす

★わからないときは「わからない」と堂々と言える

この2つが出来るようになることが、最初の目標。

 

じゃないと、出来ないときに怒りだしたり、癇癪を起こしたり、いじけたり

くじけたり、泣いたりする子になっちゃうもんね。

 

もともと持っているものもあるけど

大半は環境がそうさせてしまうのです。

そして親はそこに気づきません。

 

出来ないときに大人げない態度になる子は

出来るまでやらせてしまうから。

ついつい答えに導かせて

「できたね」なんて褒めてしまうから。

 

どうぞ、どうか、答を教えないでください。

ヒントを出さないでください。

わからないときは、ぬかしてください。

間違いを訂正させないでください。

 

賢く優しい子にしたいなら。